CBDが違法になるって最近言われてるけど よくわからない!という方の為に説明します。

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1) 大麻法改正の経緯

大麻取締法および麻薬及び向精神薬取締法の改正は、2023年12月に日本政府によって決定されました。この改正は、厚生労働省医薬局監視指導・麻薬対策課によって進められ、2024年(令和6年)10月1日に施行される予定です。この改正の目的は、THC(テトラヒドロカンナビノール)などの規制を強化し、大麻の利用をより明確に管理することです。

2) パブリックコメントとは

パブリックコメントは、政府が法律や規制を変更する際に、一般市民から意見を募集する仕組みです。例えば、今回の大麻法改正についても、私たち市民の声を反映させることができます。意見募集期間は、2024年5月30日から6月28日までです。電子政府の総合窓口(e-Gov)や電子メールで意見を提出することができます。

3-1) 法案の内容(概要)

改正される大麻取締法および麻薬及び向精神薬取締法では、以下のような変更が予定されています:

<aside> 💡 Δ9-THCの規制値設定: Δ9-THCの濫用による危害を防ぐため、新しい基準値が設定されます。

</aside>

<aside> 💡 製品分類の明確化 THC含有量に基づく製品分類が明確化されます。

</aside>

問題:CBD製品に含まれるTHCの残留値の規制が厳しすぎる。

3-2)CBD規制値について

CBD(カンナビジオール)製品に含まれるTHCの規制値が新たに設定されます。

<aside> 💡 油脂製品: 10mg/kg(0.001%) 食用オイルなど →今までの20分1

</aside>

<aside> 💡 飲料: 0.10mg/kg(0.00001%) ドリンク製品など →今までの2000分の1

</aside>

<aside> 💡 その他の製品: 1mg/kg(0.0001%) グミ、クッキーなど →今までの200分の1

</aside>

日本では現在、実質的にTHC濃度が0.02%未満であれば輸入通関ができますが、 この基準が非常に厳しくなる事を意味します。 99.999%のCBDアイソレートであっても、THCが0.00001%~0.001%含まれていたら違法です。

世界基準は0.3%未満ですから、

世界基準の3,000分の1の基準を求めているわけです。

4)既存の製品は原則廃棄(逮捕者が増える)